Kate Ingeborg Hansen ( 1879-1968 ) 弦楽四重奏曲 「Schlesvig」
コペンハーゲン大学で教鞭を取っている知人 Margaret Mehl からの依頼で、作曲家Kate Ingeborg Hansen の弦楽四重奏曲「Schlesvig」を6月に演奏することになった。
---メモ---
19世紀から20世紀初頭にかけて、宮城県仙台で音楽活動が盛んであったことが分かる。その理由のひとつに、多数のミッションスクールがあり、特に宮城大学の音楽コースのレベルが非常に高かったことは、Kate Ingeborg Hansen による業績が大きい。
弦楽四重奏曲「Schlesvig」は、父親の出身地ノース・シュレースヴィヒからインスピレーションを得て作曲家された。シュレースヴィヒはデンマークの地域であったが、1864年にドイツに征服され、長年にわたり抵抗した後、第一世界大戦の終結後にヴェルサイユ宮殿条約を結ばれた。
第一楽章 : 田舎の古い家庭の平和と老人たちが子供たちに古い戦争を伝える様子
第二楽章 : 外国の支配下になる人々の深い悲しみを表現している
第三楽章 : クリスマスイヴを家族で祝う
第四楽章 : 愛国デンマークで再び結束した後の人々の喜び